家事を考えた家づくり ~室内干しについて~
2016.07.22 Fri
こんにちは、無垢スタイルの大林です。
家の設計をする時に、特に重視されるポイントとして
「家事・収納・子育て」の3つの要素があります。
今回は家事について少しお話させていただきます。
私の自宅が昨年2月に新築してもうすぐ1年半になります。
新築する前は、築38年の中古住宅に住んでいましたので
その前に住んでいたアパートの時も含め、
室内干しをするのは花粉症の時期だけで
あとはバルコニーで干していることがほとんどでした。
新築してからしばらくの間は妻がバルコニーに洗濯を干していたのですが
ある時から一切外に干さなくなっているようだったので、妻に質問をしました。
「なんで外に干さないの?」と聞くと
「(家の)中に干しても臭くならないから中の方が楽。」とのことでした。
冬は寒いし、春は花粉症、夏は暑いとのことで
室内に干せるに越したことはないようです。
私はもう20年以上住宅建築の仕事に携わっている言わば建築のプロですが
実際に自分で新築に住んでみて初めて分かったことがたくさんありました。
その一つがこの洗濯干しです。
私の自宅では、2階の吹抜上に洗濯物を干しているのですが、
以前洗濯ものの横の南側の窓のロールスクリーンカーテンが閉まっていたため
洗濯物に日を当てたほうが良いかと私がカーテンを開けようとしたところ
妻に、「開けないで。」と言われました。
日に当たると洗濯物が焼けてしまうからとのことでした。
その時私は、じゃあ一体外で干す意味って何なんだろう...と考えてしまいました。
床も壁も調湿する素材を使っているので、洗濯物の乾きが良いのです。
改めて自然素材の家の良さを実感できました。
7/23・24 に見学会がありますので、
皆さまも自然素材の良さを見学会でぜひ体感していただければと思います。
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