「耐震」「制震」「免震」

2016.02.25 Thu

こんにちは、昨年2月に自宅を新築して、
冬の朝の寒さから開放された無垢スタイルの大林です!
あの東日本大震災からあと少しで5年が経とうとしています。
そこで、今回は耐震性について、
お役に立つお話を紹介させていただきます。
お客様からよく、「耐震性はどうなんですか?」という
ご質問をいただくことがあります。
地震に強い家を建てたいというご要望は、
皆様持っていらっしゃると思います。
地震の対策としては、
「耐震」「制震」「免震」という三つの方法があります。
簡単に言うと、
「耐震」とは、地震力を受けても壊れない(耐える)こと。
「制震」とは、構造体内部に震動を吸収する装置を組み込むことで
構造物の破壊を防止すること。
「免震」とは、地震力をなるべく受けない(免れる)こと。
ということになります。
弊社では、主に耐震性を高め、制震も取り入れています。
免震は、住宅ではイニシャルコストがかかりすぎるため、
なかなかそこまで取り入れるのは難しいところです。
耐震性を高める時に、構造材に何を使用しているのか、
とうこともありますが、地震の揺れに耐える強い壁がどのくらいあるか、
ということがまず大事になってきます。
それと、もう一つ大事な要素として、建物のバランス、
「偏心率」というものがあります。
これは、建物の重さの中心(重心)と、強さの中心(剛心)の
ずれている率を示すもので、
このズレが大きいほど、大きな揺れが来た時に
建物に「ねじれ」の力がかかります。
したがって、「偏心率」を設計に取り入れることが
重要な要素になってきます。
制震装置などのお話もあるのですが、
ご興味のある方はぜひ一度お気軽にご相談ください。

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