自然素材の無垢の家~外部とのつながり

2008.02.24 Sun

こんにちは。
設計のサトちゃんです。
家づくりにおける設計の第一歩として、お客様の要望の聞き取りがありますが、
弊社のお客様のご要望で多い項目の一つとして「外部とのつながり」が上げら
れます。自然素材を重要視するお客様が多いため、そうなのかもしれませんが、
自分が家を建てる時も、十分考慮したい項目です。
最近では、省エネを重視するあまり、住宅は高気密高断熱性を必要とされすぎ、
ある住宅会社では、断熱性を重視して窓を多く設けなかったり、24時間換気の
関係で、なるべく窓を開けないように薦めているそうです。
建築する土地柄や周囲の環境も考慮しなければなりませんが、できるだけ、「外
部とのつながり」をもちたいですよね。
自分が新潟の実家に住んでいた頃の部屋は2階で、窓を開けると納屋の屋根に
あがれました。そして瓦の屋根に寝そべり、稲穂の匂いを運ぶ風を頬にうけて、
見渡す限りの田園風景の先に沈む夕日を眺めたものです。
夜には、カエルの鳴き声を聞きながら天野川や流星群を見たりしました・・・。
省エネ住宅に住んで、「エコロジー」だと言う事の前に本当の自然を感じ、その大
切さを知る事が、真の「エコロジー」につながると思います。

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