おさむっくのつぶやき~屋上緑化 壁面緑化

2008.02.21 Thu

ど~も~!おさむっくです!
そろそろ建築についての話を毎回織り交ぜ、少しでも「建築の話」を
求めて弊社サイトへ来訪して頂いた方のためになる話をしたいと思いました。 
気づくのだいぶ遅いですよね・・・
二酸化炭素の排出を削減しようと言われてからしばらく経ちますが、それに
伴い、注目されているのが「緑化」ではないでしょうか。
結構前から言葉は聞いてましたが、なかなか取り入れに時間がかかっている
緑化。

イメージ
最近では、都内のマンションやビルを建築する際には、一定以上の緑化を設け
ることを義務付ける動きがあるくらいです。
ただし、この緑化、通常の建築費よりはやはり費用がかさみます。ここが難点
でしょうか。。。
都内では地方自治体などにより助成金が出るようですが、都内を離れると助成
金制度がほとんどないというのが実態です。(関東一円の話)
弊社が拠点とする埼玉県では、私が調べた範囲では「戸田市」が上限50万円
で助成金を出しているくらいでした。
屋上緑化や外壁緑化にかかる費用が一般的な住宅で100万円~200万円と
いうことですので実費でかかる費用としては単純計算50万円~150万円。
屋根材等耐用年数が長くなることや冷暖房効率が良くなるという点を考えていっ
ても、元をとるのには15~25年はかかりそうです。 ※個人差あり
そのあたりを考えますと、やはりデメリットとしては費用の面が挙げられるのでは
ないかと思います。
○屋上緑化のデメリット
1.初期費用がかかる
2.メンテナンスがかかる
ただし、そんなデメリットを加味して考慮しても有り余る(?)メリットもあります。
○屋上緑化のメリット
1.屋上・屋根の耐久性UP~
芝が屋上や屋根を覆い保護してくれるので耐久性があがります。
2.建物内部の冷暖房効率UP~
屋上緑化をすることで、屋上を一定温度に保つ役割をしてくれます。
それにより、建物内部の空調効率を大幅にUPさせます。
3.暮らしに潤い~
屋根材に直接雨が当たるといくら断熱材で区切られているとはいえ音がします。
屋上緑化にすることでその音を軽減させてくれます。
4.自然な水の循環サイクルを形成~
都会はコンクリートで埋め尽くされており、コンクリートは土と違って水を蓄える働
きをしてくれません。そのためコンクリート都市では河川が氾濫しやすく洪水になり
やすくなります。
屋上緑化をすると洪水といった災害に対する防災にもなりますし、自然な水の循環
サイクルを形成してくれます。
5.いやし効果
~緑を楽しむことができ、癒しをもたらしてくれます。また二酸化酸素の削減にもなり
ます。という感じかと思います。
ここでふと思ったのですが、デメリットであるメンテナンスがかかるというのは致し方
ないとしても、初期費用がかかるという点に関しては、屋根材や屋上材の耐用年数
があがることや冷暖房効率が良くなることで
一般的に元をとるのに15~25年くらいは必要なようですが、逆に考えれば元をとっ
たあとは経済的にも負担が軽くなるということです。
ということは、気になるのは家そのものの耐用年数ということになるのではないでしょ
うか?
弊社では構造材は全て無垢材を使用しております。
古くからある神社仏閣や民家などをみるとお分かりになると思いますが、耐用年数は
30年40年どころではなく、100年200年、下手すれば1000年の話ですよね。
それだけ耐用年数が長い理由の一つが無垢材の使用が挙げられると思います。
無垢の木は建築資材になっても生き続けておりますので、100年200年という
長期間、長持ちするのです。
その無垢材を弊社では、適材適所で使用しております。
ということは、100年単位での住宅計画を立てることが出来ます。
場合によっては、2代3代に渡ってその家を活用していこうと思うのであれば屋上緑化
の初期費用は、ある意味初期投資なのかもしれません。
結構、屋上緑化は弊社向きな商品な感じがしてきますね♪

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