家の間取りを決めるヒント【動線】の考え方について
2020.03.19 Thu
こんにちは、新築コンサルティング部の大林です。
間取りを考える際、いろいろな考え方や手法や、コツがありますが、よく言われるのは「動線について考える」という事です。
動線とは、人や物が移動する際に辿る経路という意味の言葉で、「家事動線」・「来客動線」・「衛生動線」・「通勤動線」などがあります。
家事動線
例えば、家事の中でも分かりやすいのが洗濯の動線です。短くシンプルにすることで、日々の生活が格段に楽になります。
洗濯の動線を考えて、
①脱ぐ⇒②洗濯する⇒③干す⇒④たたむ⇒⑤しまう⇒⑥着る
という順番で動きを意識してみて下さい。
動線上に、扉の開け閉めや、階段の昇り降りはできるだけ少ない方がいいですよね。
特に洗濯機から取り出したばかりの洗濯物は水分を含んでいて重たいので、可能な限り、干す場所は洗濯機から近い方が便利です。
来客動線
来客があった場合はどこにお通ししますか?
玄関から客間にお通しする場合、その動線上にはあまり見られたくない場所は配置しないようにします。
洗面所や浴室、洗濯物を干している場所などは見えてしまうと少し恥ずかしいですよね。
また、来客動線が家族の生活動線と重ならないようにすることで、来客中でも、他の家族がストレス無くトイレや洗面所を使用することができます。
衛生動線
トイレや浴室の配置についても慎重に計画していく必要があります。
例えばトイレがキッチンに近すぎると衛生面で抵抗がありますよね。リビング・ダイニングに近い場合も食事中など音が気になってしまうかもしれません。
遊びざかりのお子様がいらっしゃる場合、玄関から洗面所やお風呂場が近いと、泥だらけで帰ってきてもすぐに洗うことが出来るので助かりますよね。
通勤動線
通勤動線とは、それぞれの部屋から出て準備をして出かける際の通り道のことです。
仕事へ行くお父さん、学校へ行くこども、幼稚園や保育園にお子さんを送りに出るお母さん。
忙しい朝に、家族がスムーズに出かける準備ができるよう、すれ違う場所は通路を広めにしたり、混み合うと想定される洗面台スペースは広めにとるなど工夫が必要です。
まとめ
事前にしっかりと動線について考えることで、住みやすい良い間取りになります。
ライフスタイルにあった間取りを作成し、快適な住まいを手にいれましょう。
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