「健康」への関心度 〜アレルギー対策を重視した住まい
2018.03.11 Sun
こんにちは!新築コンサルティング部の斉藤です!
前回に引き続き、健康住まいへの3つの要素についてお話しします。
①家族が快適な時間を過ごせる住まいへの対策
②アレルギー対策を重視した住まい
③健康増進につながる住まいへの対策
今回は、②アレルギー対策を重視した住まいについてお話しします。
Q1)現在アレルギー体質・症状を持っていますか?
Q2)家を購入する時、化学物質によるアレルギー(ホルムアルデヒド等)は気になりますか?
また、アレルギーの原因の大半はカビやダニによるものが多く、そのカビやダニが発生する起因となるものが結露と言われています。
朝起きると、窓ガラスがびしょびしょに濡れている。押入れの中が湿っている。など
冬になると悩まされる人が多いと思います。
結露が発生するのは湿度60%以上からと言われており、外気温と室内温度の差により変わってきます。
ちょうどダニが発生しやすい湿度が60%〜80%であり、逆に乾燥している20%以下の湿度では、風邪やインフルエンザウイルスなどが繁殖しやすい環境となりますので、人間に最適な湿度である40%〜60%を保つことが住宅では重要なことと言えます。
Q3)ホコリやダニ(ハウスダスト)対策としてどのような工夫をしたいですか?
掃除は日々の中で、かなり労力のかかるものですので、できるだけ短時間で簡単にできる間取りが重要となってきます。
・床の段差を解消し、ドアなど釣りタイプの引き戸などで溝をなくす
・なるべく間仕切りを少なくし、スッキリしたシンプルな間取り
・可動間仕切りでオープンな使い方ができる間取り
・掃除機や古新聞、雑誌などをスッキリ収納できるクリーンルームの設置
・大開口サッシなどで、日当たりを十分に入れる
・窓の配置に気をつけて、風通しを良くする
・周りが幹線道路や工場などで窓が開けられない場合、1種換気を取り入れる
・玄関クロークを設け、外からの花粉や付着物を室内に持ち込まない
・室内干しエリアを設け、花粉などから衣類を守る
などなど
掃除のしやすい間取りで、健康に暮らすための工夫を十分取り入れられます。
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