家は南向きがいい?北向きがいい?

2018.01.18 Thu


こんにちは!
無垢スタイル建築設計 新築コンサルティング部の島田竣介です。
広い土地に自由に建てられれば、太陽の動きを捉えた理想の家ができるかもしれませんが、現実は厳しいものです。
南向きの土地とは限りませんし、南面に建物が建っていれば、日差しを確保することもままなりません。
その場合は建物のほうで太陽を取り込むための工夫を重ねる必要があります。
例えば、敷地の中で一番日の当たる場所はどこでしょうか?
一瞬、南側と答えたく成りますが、実は北側です。
南側に充分な庭を確保すれば、たとえ南に建物が建っていても日当りは悪くなります。
また、敷地の北側に、風呂や洗面などの水廻りを配置すると、リビングやダイニングが南側に来て、結果的には日当りが悪くなります。
敷地の中で最も日当りの良い北側に、最初にリビングを配置して、その周りに水廻りを設計すれば、中庭が作れます。
中庭は空に開かれた窓のようになります。
京都の町屋なども、こうした中庭を作ることで、家全体に太陽を届かせる事で、条件の悪い土地を有効的に使われてきました。
このように、”南側が明るいから南側に主要の部屋を集める”などという概念をすて、土地の形状を有効活用し、柔軟に間取りを考えられるのが注文住宅の醍醐味です。
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