容積率に含まれないスペース

2015.08.21 Fri

こんにちは。設計室の吉崎です。
これから家を建てようという方の為に、
知っておいた方が得する建築基準法のお話しをしたいと思います。
どんな敷地にも必ず守らなければいけない法律上の制限があります。
今日は、その中から「容積率」についてのお話しをしたいと思います。
「容積率」とは、敷地面積に対する建物の延べ面積の割合、
例えば、敷地面積100㎡、容積率150%の土地に家を建てる場合は、
[敷地面積]100㎡ ×[容積率]150% =[延べ面積]150㎡
つまり、
「100㎡の土地には、延べ面積150㎡以下の家しか建てられません。」
というルールです。
しかし、プランによっては、「容積率」の計算上、
「含めなくてもいい空間」があり、知っておくと
設計の幅がぐーんと広がります。
具体的には・・・
【①ビルトインガレージ】
ビルトインガレージの面積が建物全体の面積の
1/5以内であれば容積率の計算に含まれません。
【②小屋裏収納、ロフト】
天井高さが最大の場所で1.4m以下、面積が直下の階の面積の
1/8以下であれば容積率の計算に含まれません。
【③地下室】
天井が地盤面から1m以下、床面積が建物の住宅部分の
1/3以下であれば容積率の計算に含まれません。
地域によっては、容積率が80%という厳しい条件の土地もあります。
土地の条件が厳しくて大きな家が建てられない。
でも家族も多いし、荷物も多い、だから収納がたくさんほしいという方、
立体的な空間を利用して、人とは違うちょっと変わった家を
建てたいという方・・・ 大歓迎です。
無垢スタイルでは、そんなお客様の為に、様々な商品をご用意しています。
また、立体的な空間を実際に体感できるモデルハウスも、
無垢スタジオラボの隣りに現在建設中です。
もっと詳しい話しを聞いてみたいという方、
その他家づくりに関する小さな疑問でもかまいません。
いつでもお気軽にご相談ください!
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

無垢スタイルの公式SNSで最新情報をチェック!

ARCHIVE