二重ガラス・サッシの良いところ

2008.11.17 Mon

こんにちはムクスタKONです(リフォーム部・岡本)
これから家を建てよう、リフォームしようとする時、二重ガラ
ス窓を採用する人が少なくありません。 値段は間違いなく
高い二重ガラス窓ですが、どんなところが良いのでしょうか?
二重ガラスは普通、2枚のガラスの間に空気を挟んだ物で、
6mmの空気を挟んだ、言わば簡易型と、12mmの空気を挟
んだものとあり、それぞれ3-6-3、3-12-3 と呼ばれます。
3はガラスの厚さです。
ガラスとガラスの間に閉じ込められた空気が断熱材の役割
を果たしますから、空気層が厚いほど断熱性が良くなります。
熱が逃げるのを止める度合い、熱抵抗R(レジスタンス)はガ
ラス1枚なら0.17、3-6-3の二重ガラスでは0.29、3-12-3に
なると0.34と、同じ二重ガラスでも大きな違いがあることを覚
えておいてください。
家を暖房したとき、窓から逃げる熱は大きな比重を占めます
から、ガラスの断熱性が良いということは、窓から熱が逃げ
る度合いが少なくなります。と言うことは、暖房された家から
外に逃げていく熱がより少なくて済む、すなわち光熱費が安
くて済むということです。
ただし、それは同じ暖房をしたらと言う条件付で、実際は同
じ暖房にならず、断熱性が優れた窓の家はより居心地の良
い家になります。
ただし、結露が起きるかどうかは部屋の中の温度湿度の条
件次第で、部屋の中で石油ファンヒーターを焚いて水蒸気を
発生させながら、二重ガラスで結露防止をするというのでは、
それこそ本末転倒です。
冷たいガラス面のそばに行くとぞくっと寒さを感じます。人の
そばによると暖かさを感じます。こうした温感は室温の問題
ではなく、周囲にあるいろいろなものの表面から出る遠赤外
線によるものです。より良い二重ガラスでは、ガラスの室内
側表面温度が高く、室温に近いので、まろやかな温感にな
りますが、窓が悪いとなんとなく外の寒さが体に伝わってき
ます。そのほか、樹脂とアルミの複合の製品・木質の製品が
あります。

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