家を設計する上で重要なポイント「駐車計画」とは?

2021.11.26 Fri

こんにちは。
設計室の吉崎です。
今回は、駐車方法について少しお話しさせて頂きます。
 

 
車の駐車方法は、大きく分けて3つあります。
道路に対して直角に車を横並びに駐車する「①直角駐車」、道路に対して平行に駐車する「②並列駐車」、道路に対して直角に縦並びに駐車する「③縦列駐車」の3種類です。
 
実は車の停め方というのは家を設計する上でとても重要なポイントで、設計者はプランニングをする際、最初に敷地を確認し車をどこに何台駐車するかを決めてから、残った敷地にどのように「家」と「庭」を配置するかを考えています。
3パターンの駐車方法についてもう少し詳しくご説明させて頂きます。
 
「 ①直角駐車 」
道路に対して駐車場が直角になるので、車が停めやすく最も人気がある駐車方法です。
気を付けなければいけない事は、車の出入り口付近に障害物、ポストやインターホン、電柱などかあると車の出入りがしずらくなるので注意が必要です。
 
「 ②並列駐車 」
北側道路の敷地などに多く採用される方法で、駐車場の奥行きを最小限に抑え、その分南側の庭を広く確保したい場合に有効な駐車方法です。
気を付けなければいけない事は、間口が狭い場合、何度もハンドルを切り返さないといけないというケースもある為、車の運転が苦手な方には余裕のある駐車計画が必要です。
車を2台停めたい場合は、直角駐車と組み合わせて配置する事も可能です。
 
「 ③縦列駐車 」
駐車場の間口があまり取れず、2台横並びにできない時に使う駐車方法です。
後ろの車を出す時に前の車があると出せない為、2台の車を頻繁に出し入れする生活スタイルの方には適していませんが、駐車方法を妥協する事で家の間口が大きくとれるので、家の自由度が高くなります。
 
駐車計画は、敷地の形状、道路の向き、方位である程度決まってきます。
その為、希望の駐車方法がある場合や避けたい駐車方法がある場合は、それを設計者に明確に伝え、希望の駐車スペースを確保するとどれだけの大きさの家が建てられるのかをしっかり見極める事が重要だと思います。
 
11月27日(土)、28日(日) 完成見学会が行われます。
北道路に直角駐車の配置計画を採用したお家です。
お客様のこだわりと無垢スタイルのご提案により出来上がったI様邸。
ご興味のある方は、今後のお家づくりの参考に是非ご覧になってみてください。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
 

完成見学会のお知らせ

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