旧家の武家屋敷~さいたま市 Green-リメイク スタッフブログ
2008.09.14 Sun
こんにちは、リフォーム担当の稲垣です。
先日の休暇を利用して旧家の武家屋敷に行ってまいりました。
武家屋敷と言いましても今で言うと、そうですね・・・
係長の家もあれば、課長の家のあるし、部長の家もある。
と言ったところです。
順番にお話させていただきますと、
係長の家には立派な屋根付き門があります。
そして部屋には一部畳が敷かれています。
ただ、少し違和感を感じるのは縁なし畳だからと言うだけで
はなく、畳の素材そのものが、固く、粗いからだと感じました。
次に課長の家ですが、まず門が違います。
もちろん屋根付きですが、課長の家の場合は門に着くまでに
石の階段が有り、門には袖まで付いています。
袖付き、立派にみえます。
そして室内に入ると上質のいぐさが縁を付け、畳と姿を変えな
がら迎えてくれました。
奥には鎧兜と、刀が飾られてあり、ここが武家屋敷と言う事を
改めて認識させられました。
武士、サムライの家と言う感じが一番する建物でした。
そして部長の家です。
門までのアプローチが広く長く取られています。
また、先ほどの袖付き門と同じ様に見えますが、課長の門が
片側3本の袖に対して、部長の門は片側5本の袖付きになっ
ていました。
門の中に入っても広い通路は続きます。
これは敷地の中まで、カゴが入ってこれるように配慮された
広さだそうです。
また、部長の家にまでなるとお手伝いさんが、お世話させて
いただいていたようで、
お手伝いさん用のお部屋が用意されていました。
一緒に行った私の家族には、あまり面白くない、と不評でし
たが、武家屋敷、奥が深く魅力的な建物です。
家を建てる時の参考にもなりますので、
再度伺って見ようと思います。