住宅新時代のスタンダード『ZEH』
2019.03.08 Fri
こんにちは!
無垢スタイル建築設計 新築コンサルの島田です。
近年、日本では住宅の性能を上げることが急務とされています。
日本の家庭部門のエネルギー消費量は石油危機以降、約2倍に増加し、全体のエネルギー消費量の15%程を占めています。
また、東日本大震災後の電力需給の逼迫やエネルギー価格の不安定化などを受け、家庭部門における省エネルギーの重要性が再認識されています。
そこで国が進めているのが、ZEH(ネット ゼロ エネルギー ハウス)省エネを実現した上で、太陽光発電などを導入することにより、エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅です。
自分で使うエネルギーは自分で創りましょうということです。
断熱性能等を大幅に向上させ室内環境を外気からの影響を受けにくくし、その上で高効率な設備を導入をすることにより初めて省エネ住宅になります。
ほとんどの方が、夏は涼しく冬は暖かく過ごしたい為、エアコンやファンヒーター等を使用されると思います。
しかし、電気代を気にして熱い寒いを我慢される方も多いと思います。
家を建てる際に、毎月のローン返済はすごく気にされるのに住宅ローンが終わっても毎月払い続ける電気代を気にされる方が少ないように感じます。
毎月の電気代が月々5,000円安くなれば年間で60,000円浮いてきます。
そのお金で家族旅行に行ったり、教育資金にも回して頂けますし、そもそも建物の性能を上げる事もできます。
建物の性能は、家計や住宅ローンに直結してくる事なので、家を建てるときには性能を気にかけていただければと思います。