太陽光パネルと家庭用蓄電池で電気を自給自足する家へ

2018.10.15 Mon

皆様こんにちは!

無垢スタイル コンサルティング部新築部門の谷口です。

今年の夏は、関東地方にもゲリラ豪雨や台風が猛威を振るいました。

もし日が落ちてから停電したら・・・、そんな時は、非常用の電気があると安心ですよね。

今、住宅業界で最もホットな産物が、「家庭用蓄電システム」です。

太陽光発電システムの売電利益で儲ける、という時代はすでに終息を迎えています。

今は、非常時に備えて電気を自給自足できる生活を国としても推進しており、

その中で今後必須アイテムとなってくるのが「家庭用蓄電システム」と言えます。

一般的に、家庭用蓄電システムの役割は大きく分けて3つあります。

① 災害などで停電になった時に非常用電気として使う。

② 電気料金の安い夜間に電気を蓄えて、昼間に使う事で光熱費を節約する。

③ 太陽光発電システムで発電した電気を蓄えて、必要に応じて使う。

導入コストがまだまだ高価なこともあり、今までは導入する家庭はごく少数に限られました。

しかし、近年では日進月歩でリチウムイオン電池の技術が進化してきた事により、

小型化・低価格化が実現し、一般住宅でも普及が促進していくと予想されます。

家庭用蓄電システムの導入を検討する上で気になる事としては、

「一体どのくらい持つのだろう?」という所だと思います。

充電と放電を1セットとして、

何回繰り返すことができるかという回数を1サイクルとした場合、

家庭用蓄電システムに採用されている日本製のリチウムイオン電池は、

約4千サイクルほど可能だとされています。(メーカーや設置環境にも寄ります。)

つまり毎日1サイクル繰り返したとしても10年程度は持つ計算となります。

また、容量が大きいほど一度に蓄えられる電力量が大きいため、

一回あたりの充放電サイクル自体も長くなり、結果として寿命が伸びる事になります。

最近では、国や自治体から補助金が受けられたりと、購入を支援する方向性になっています。

「もしもの時の備え」として、蓄電池の導入を視野に入れ、

災害時でも安心できる住まいの実現を目指したいですね。

無垢スタイルでは、太陽光パネルを想定したデザイン住宅の実績が多数あります。

省エネの注文住宅をご検討の方もお気軽に無垢スタイルまでお問い合わせください。

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