自然素材で湿気をコントロール!快適な暮らしのためののカビ対策
2018.05.24 Thu
こんにちは!
無垢スタイル建築設計 新築コンサルタントの島田竣介です。
2018年もあと1週間で6月に入ろうとしています。1年とは早いものですね。
近頃は気温も暖かかく過ごしやすい日がつづきますが、
梅雨に入ると一気にジメジメした毎日になってしまいます。
そこで今回は、暮らしの大敵『カビ』についてお話しさせていただきます。
地球が誕生して45億年という歴史の中で、
30億年前にはすでに生まれていたとされる微生物の一種です。
もともとの生息場所は土の中。
ではなぜ、土の中にいるはずのカビが、私たちの住まいや食べもの、
衣類や靴などに移り住み、姿をあらわすのでしょうか。
カビにもライフサイクルがあります。
カビの一生は、小さな胞子で始まります。
植物のように発芽(はつが)し、細胞分裂しながら成長。
やがて菌糸(キンシ)が十分に伸びて成熟すると、
新たな胞子を作って空気中に舞い上がって、
動物や鳥、昆虫についたり、風によって移動して新たな場所に着床します。
そこでまた発芽と成長、胞子飛散を繰り返してエンドレスな一生を送るのです。
カビは胞子となって、空気中を自在に移動し、適度な湿気と温度、
栄養のある場所ならどこでも着床・発芽・成長ができる、
油断もスキもない存在です。スギ花粉と似ています。
近くにスギの木があろうとなかろうと、
春になるとスギ花粉は風にのって広範囲に撒き散らされ、
花粉症の人はとてもつらいです。
(私もそうですが…)
空中を浮遊してどこにでも漂えることに関しては、
カビ胞子はいわばスギ花粉と同じで、
それどころか季節を問わず発芽と成長・飛散を繰り返しているので、
一年中、空気といっしょにカビ胞子を吸っていると考えられます。
そこで、気になるのが健康上の影響です。
もちろん健康な人であれば過剰な心配は無用ですが、
カビの胞子は気管支喘息などのアレルギー疾患を引き起こす原因ともなるので、
なるべく吸い込まないよう気を配ることも大切です。
そのためにも住まいのカビ対策をしっかりとしておく事が大切です。
自然素材の家を構成する、無垢材・珪藻土・漆喰・土壁・畳などは
湿度が高い場合は湿気を吸収したり、乾燥している場合は放出したりと
吸放湿する効果があります。
自然素材の家で湿度をコントロールしやすくなり、結露の発生を抑制することができます。
カビが繁殖しづらい快適な住環境で、暮らしやすく長持ちする家が、無垢スタイルの家です。
無垢スタイルでは、快適な住まいを感じてもらうために
等身大のモデルハウスをご用意しております。
長持ちする快適なマイホームをご検討の方は、お気軽にモデルハウスにご来場ください。