◆◆ 呼吸(調湿)する家がなぜ必要なのか? ◆◆
2015.03.09 Mon
こんにちは、
新築コンサルタントの當間です。
日本の四季は、夏は暑く湿度が高い、冬は寒く湿度が低いですね。
世界の中でも夏と冬ではすごく環境に変化のある国なのです。
本来相対湿度から考えると、日本の気候は逆になります。
相対湿度とは空気1㎥に含まれる絶対水蒸気の割合を表現しています。
同じ空気の㎥数の場合、気温が高いとたくさん(35°の場合39.6g/㎥)の
水蒸気を含むことができます。
逆に気温が低いと水蒸気を少し(5°の場合6.8g/㎥)しか含めません。
なんとその差は7倍です。
相対湿度は実は日本の気候と逆の動きをしているのです。
それだけに、日本の平野部の建物は調湿することで快適な住環境になるのです。
日本の建築物が古来より培ってきた伝統を、
現代の技術で珪藻土や漆喰無垢材を使うのは理にかなったことなのです。
無垢材を実際に体験できる無垢スタイルのモデルハウスで是非、感じてみて下さい!
CATEGORY:家の性能のお話
TAG:調湿