小江戸川越の歴史から学ぶ、蔵造りの街並み
2022.03.14 Mon
こんにちは、設計の佐藤です。
今回は、家づくりの勉強になるように、小江戸川越の歴史と建物を見に行きます。
まずは、蔵造りの街並みへ行く前に、歴史を学ぶために「川越市立博物館」に行きました。
川越の歴史や文化を学ぶことができます。
蔵造りの町並みは、火災で家や商品が燃えないように、耐火性を上げる為に建てられています。
現在のお金に換算すると、1棟あたり数億円で2~3年の建設期間がかかったそうです。
それだけ、江戸時代の川越の商人の財力がありました。
川越の街は北風で燃え広がる事が多く、延焼を避ける為に、北面には窓がありません。
その代わり、南面には窓が配置されています。
町並みの模型を見るとよくわかります。
↑北面
↑南面
↑蔵の詳細模型も展示されてました。
耐火性を上げる為に、左官屋さんが何重にも壁を塗っています。
壁の厚さだけでも50cmぐらいあるそうです。
その他にも、江戸時代の文化がわかる展示がたくさんありました。
徒歩で蔵造りの町並みへ・・・
実際の建物を見ると、鬼瓦や窓の重厚な造りに圧倒されます。
黒く塗装しているのは、江戸の流行を取り入れたからだそうです。
縦格子のきれいな建物も多いです。
実は、私の家も蔵づくりの町並みのデザインを取り入れて建てました。
黒い外壁や、縦格子、瓦屋根など・・・なんとなく似てます。
自宅の外観写真です。
次に、川越のシンボルとなっている「時の鐘」を見学。
この建物は、火災を見張る火の見やぐらの用途として使われていたようです。
最後はいつもの「蕎麦屋」さんに行って蕎麦を食べます。
(これが本当の目的か・・・?)
寒かったので、生姜そばを食べて温まりました!
そば粉は、会津・山都町産を使用した二八そばです。
川越の歴史と文化、蔵造りを体感した一日でした。
家の耐火性能の重要性を改めて感じました。
こだわって建てた家も、燃えてしまえば、生命の危険や財産を失ってしまいます。
無垢スタイルでは、省令準耐火仕様や耐火建築物の施工も可能です。
耐震性も重要ですが、耐火性能も上げたい方は、是非お近くの展示場にお越しください。

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