窓の断熱~すき間風の正体とは?~

2020.12.10 Thu


こんにちは、新築コンサルティング部の大林です。
今回は建物の断熱性能に関して少しお話させていただきます。
 
家の断熱性能を考えた時に、断熱材の種類や厚みなど、壁床天井の断熱も大事なのですが、実は家の中で一番熱が逃げやすいのがサッシ(開口部)になります。
 
ところで、古い家や断熱性の低い家で「すき間風」がおきる、などということを聞くことがあります。
でも実はこの「すき間風」というのは、窓の隙間から冷たい風が吹き込んでくるわけではないことが殆どなんです。
 
サッシの断熱性能が低いと、ガラスの表面の空気の温度が下がり、重くなって下に落ちていきます。
それが繰り返され、窓の表面に空気が下に流れる気流が発生し、それが床にあたって窓からの風のように感じます。
この現象を「コールドドラフト現象」と言い、実はこれがすき間風の正体なんです。
 
このように、断熱性の高い家と、断熱性の低い家では、熱や空気の動き方が全く違います。
私自身も7年前に自宅を新築して毎日過ごしながら、温湿度計をチェックしたり表面温度計でいろいろな場所の温度を測定したりしているうちに、熱の動きが手に取るように分かるようになってきました。
 
実際に体感してみると、家の性能のことがよくわかります。
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