建築とアートの融合施設

2007.06.20 Wed

こんにちは!企画部のテルミです。
突然ですが、皆さんこの写真をみて何の建物かわかりますか?
20070617nommadhikku4-yoko.jpg
じつはこの建物、美術館なんです!
何からできているのかというと、 152台の鋼鉄製の貨物コンテナ、
そしてリサイクルや再利用のできる材料を組み合わせた構造になっています。
設計は世界的にも高い評価を得ているリサイクル建築の第一人者、坂茂(ばんしげる)氏。
ノマディック美術館は、カナダ出身アーティスト、グレゴリー・コルベール氏の写真と映像による作品「ashes and snow」を展示するために建築された、移動式の専用美術館です。
各地を移動するたびに作品が追加され、ニューヨーク…サンタモニカ…
そして、この度、東京はお台場へ上陸しました。
20070617nomadhikku2-enntorannsu.jpg
三角形を描いた紙管の柱が特徴的なエントランス。
垂れ幕は使用済みのティーバッグを大量に繋いで作ったもの。
20070617nomaddhikku3-konntena.jpg
会期が終わると、コンテナは解体されて元の持ち主へ返却され、
他の部材もほとんどゴミにならないらしいです。
建築だけでも見所のある美術館ですが、やはりここは中に入って作品を見ることをおすすめします。
人間と動物の交流が静かに描き出され、どれも素晴らしい作品でした。
個人的にはナレーションの無い、ショートムービーが気に入り、何度も見てしまいました。(笑)
最近では六本木にサントリー美術館、国立新美術館が創設され、雑誌の特集も絵画の解説であったり、「ちょっとしたアートブーム」を感じます。
このブームにのって、「雨の休日はのんびり美術館めぐり」も良いですね!
20070617nomadhikku-iriguchi.jpg
ちなみにノマディック美術館は6月24(日)までの期間となっています。
興味のある方はお見逃しなく!

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