成長過程に重要な影響を与える4つの子育てスタイル
2019.06.17 Mon
こんにちは。
無垢スタイル建築設計 新築コンサルティング部の水出です。
やっと梅雨入りをしましたが、暑い日が続きますね。
家に帰ってからのコーラが美味しく感じる季節になりました(笑)
今回は「子育て」について面白い考え方がありましたので、少しお話をさせて頂きます。
まず、子育てに正解や間違いなどはありません。
しかし心理学者のダイアナ・バウムリンド氏の研究では、親の子供に対しての「責任感」と「要求」の度合いに基づいて、「4つの子育てスタイル」を唱えました。さらに「もう1つのスタイル」が加わり、現在「子育てスタイル」の研究では大きく分けて4つのスタイルで説明できるのではないかと考えられているそうです。
消極的子育てスタイル
こどもの意向中心に物事を進め、リミットを決め守らせることに消極的な受身スタイルです。
子供の感情的ニーズに沿って包み込みといった温かみがあります。
独裁的子育てスタイル
子供の意向や感情的ニーズに関わらず、有無を言わせずに頭ごなしに子供を従わせるスタイルです。
従わない場合は罰を与えるなど。
独裁的子育てスタイルの子供は、一見礼儀正しくいい子に見えがちですが、社会的なスキルが欠けていたり、将来にも不安感やうつ、自己評価の低さに悩むことが多いとされているそうです。
民主的子育てスタイル
子供の意向を尊重しつつ、かつリミットを設定しルールを守るように促しながらも、親が期待することの理由を説明し、子供の感情的ニーズにも責任を持って寄り添うスタイルになります。
よりハッピーな気質を持ち、感情を自制でき優れた社会性に恵まれ、自分の能力にも自信を持つと多くの研究結果が出ているそうです。
無関心な子育てスタイル
衣食住の供給といった最低限のニーズを満たすもののリミットの設定にも子供の感情的ニーズにも無関心なスタイルのこと。
知識面、情緒面、社会面のあらゆる面に凹みが見られるとこと。
また、非行に走る多くの子供がこのスタイルの家庭で育つとされています。
上記の4つの子育てスタイルの中で、「民主的子育てスタイル」が、子供が最も健やかに育つ理想の子育てスタイルとされているそうです。
しかし、必ずしも1つのスタイルにはまるわけではないそうなので、1つの参考として見てもらえば幸いです。
私も3歳の息子がいますが、子育てを4つのスタイルに当てはめると、間違いなく①消極的子育てスタイルかと思います。
常に甘やかしてしまうので妻も困っているとのこと、、、
これから住まいづくりを始められる方は、特に上記の子育てスタイルなどを参考にしていただき家族間のコミュニケーションなどをより深めていただければ幸いです。