防犯の真実

2006.10.23 Mon

設計のイッシーです。
先日、インターネットに最近の防犯事情について以下のような記事がのっていました。
「都心のピッキングが減っている一方で、郊外の住宅地で空き巣が急増している。それも、セキュリティーの高さが売り物のマンションや一応の防犯対策を心がけている一戸建ての被害が多いという。ウチは大丈夫ッッ。そう安心していると、泥棒はさらにその裏をかいて忍び込む。」
<泥棒だって背広にネクタイ姿>
●オートロックの上層階
「プロの空き巣はオートロックでも簡単に破ります。しかも、こういうマンションほど住人が油断していて、ゴミ出しのときに部屋の鍵をかけないことが多い。上層階はゴミ出しで部屋を空ける時間は長いから、空き巣にしてみれば下の階より仕事がしやすいんです」(警察関係者)
●近所に窃盗事件ないし怪しい人はうろついていない
空き巣被害が頻発している地区は警察官も見回りに来るから、泥棒も怖い。その点、まだ住人の防犯意識が低い地域は狙い目というわけだ。
「空き巣だって一目でそれとわかるような風体でうろついたりしません。背広にネクタイという営業マンスタイルで、下見や犯行に及ぶことが多い」(防犯コンサルタント)
●犬を飼っている
たしかに、空き巣は犬を飼っている家を嫌う。しかし、最近人気のレトリバーやミニチュアダックスフント、トイプードルなどは人懐っこく、おとなしい性格で、やたらにほえないよう訓練も受けているので、侵入してきた泥棒にも尻尾を振ってしまうかもしれない。
<防犯対策をしていても・・・>
●網ガラスとアルミ格子
網ガラスは火災のときに熱で割れても破片が落ちないので、延焼を防ぐことができる。あくまでも火災用で防犯用ではない。ハンマーで叩けばたちまち穴が開き、泥棒はそこから手を入れてロックを外す。アルミ格子も留めてあるビスが表に出ていることが多く、ドライバー一本で簡単に外せる。また、頑丈そうに見えても、木製よりアルミサッシの窓のほうが侵入は容易だ。木製の窓や扉は重いうえ、壊すときにさまざまな道具が必要で、大きな音がする。
●隣の家と近接
物音が筒抜けになるほど隣の家が近いから、泥棒も警戒するはずと考えるのは甘い。隣接しているということは、泥棒も身を隠しやすいということなのだ。
●豪邸でもないし盗まれるようなものもない
「最近の外国人の空き巣グループはパソコンやデジタルカメラ、薄型テレビを狙ってきます。外国でも人気商品ですから」(防犯コンサルタント)
大金や宝石がなくてもスキがあれば空き巣は侵入する。
●こんな一戸建てを泥棒は狙う
家族全員の名前が表札に並んでいて、塀や門扉が高い家は、空き巣にとって格好の獲物だ。外出する人の数を数えていれば留守になったかどうかすぐわかるし、いったん侵入してしまえば外から見えにくい。
 また、窓の下にエアコンの室外機などがある家も大好きだ。室外機を足場にすれば、窓の格子など簡単に外せてしまう。
【2006年9月12日掲載記事】 
                   
建物の計画段階で、以上のようなことを知っていないと、いざ新築に引っ越してから、悲しい思いをしてしまうかもしれないですね。皆さんも注意しましょう。。。

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