子育て世代の家づくり
2018.12.01 Sat
こんにちは。
無垢スタイル建築設計 新築コンサルティングの島田竣介です!
お子様のいるご家庭では、自宅の間取りを考える際にもお子様の成長を意識したいと思います。
これから長い時間を過ごすことになる自宅の間取りは、今後のお子様の成長に大きく影響してきます。
また、お子様の成長にともなって最適な間取りは変化していきます。
子どもの成長にプラスに作用するポイントをご紹介します。
子供にとって家の中は、最も安全な場所であるべき
子育てに適した間取りを考える前に、もっと大切なことがあります。
それは、子どもにとっての安全面です。
危険なものが手の届くところにあったり、高いところから落ちてきそうな状態であったりする家は安全とは言えないです。
大きな事故が起こらなかったとしても、親が目を離す時間がなく、子育ての疲労が増してしまいます。子育てを楽にするためにも、安全には最大限の配慮をしましょう。
共有スペースをしっかり共有する
ダイニングやリビングなどの共有スペース。
お子様が小さいうちは、ほとんどの時間をダイニングやリビングなどで過ごすことになるでしょう。
そのため、ダイニングやリビングなどが本当に「共有」されているかどうかが重要になります。
ある程度の広さがあれば子どもが遊び、食事をして、寝るという一連の生活を共有スペースですることができます。
ここでのポイントは、子どもができるだけ多くの時間を共有スペースで過ごすことです。
なぜなら、親がお子様と接する時間が増えるので、その分だけお子様は親の事をしっかりと認識します。
和室のとなり合わせのリビングでは、同じリビングであってもフローリングと畳という異なる空間を区別して、メリハリのある生活を学ぶこともできます。
子供にもプライバシーは必要です
先ほど、共有スペースで過ごす時間が大切だとお伝えしましたが、それは子どもが小さい時の話になります。
子どもは成長するにつれて自我に目覚めます。
いつまでも共有スペースだけで過ごしているのは、かえって成長の妨げになると考えられるようです。
子どもが小学校高学年ぐらいになったらプライバシーを維持できる空間を考慮してあげましょう。