西日本豪雨から3ヶ月/岡山県倉敷市真備町の現在の状況
2018.10.16 Tue
こんにちは。
無垢スタイル建築設計 コンサルティング部新築部門の蒲谷です。
今回、実家のお話をさせて頂きます。
私が育った、岡山県倉敷市真備町の水災後の現在の状況のお話をさせて頂きます。
災害後、3か月が経ち、現地に行きました。
町は、ゴーストタウン化しており、ほとんどの家が1階・2階の窓ガラスがなく、風を通して乾かしている模様が見受けられます。
川の土手は復旧が進んでおりました。
我が家の実家は、2階床上1mの浸水を受けたため、数多くの方々の支援を受け、家財等搬出が終わり、後は解体するのみの状況です。
近隣では、既に解体が終わっている家、解体中の家があり、私の知っている街並みではなくなりました。
私の姉の自宅は、1階床上1mの浸水で済んだため、壁に穴を開けて、風を通し、徐々に復旧しております。
建築ラッシュのため、完成は後1年が必要ですが。
ニュース等で、取り上げられることも無くなり、皆様の記憶からも徐々に消えて行く頃だと思いますが、
実際に被害に合われた方々は今も苦しんでおられます。
建て替えの出来る人はごく一部でやむなく家を手放す人等、多くを見て来ました。
新築コンサルタントとして、お客様と一生涯お付き合いすることを考えますと、今後の自分自身の提案もハザードマップをしっかりと説明し、生涯満足頂ける家を提供していきたいと心に誓いました。
災害に合われた皆様に心からお悔やみ申し上げます。