心地よい家とは?
2018.08.23 Thu
こんにちは。
無垢スタイル建築設計 インテリアコーディネーターの正武田です。
お盆休み、皆様はどんな過ごし方をされましたか?
私は例年通り、広島の実家に帰省してのんびりして来ました^^
地元は山口寄りなので、広島市内にはたまに遊びに行く位なのですが、
今年はふと思い立って、市内を散策してみることにしました。
すると、原爆ドームのすぐ脇に「おりづるタワー」という施設が。
どうやら2016年に出来ていたそうで。全然知りませんでした。。
主な用途はオフィスビルなのですが、屋上が「ひろしまの丘」という
広島の街を一望出来る展望台になっていました。
せっかくなので入場してみると・・・
周りがメッシュ張りで、一面がウッドデッキになっている不思議な空間。
好きな場所に自由に腰を下ろしてくつろげるようになっていました。
座っておしゃべりをしている人。寝転がって本を読んでいる人。
皆さんとっても気持ち良さそうに過ごしていたので、
カメラを向けるのが申し訳なくて全体像が撮れず・・・
空間の雰囲気は、ぜひ公式サイトでご確認ください。。笑
さて。
「心地よさ」ってなんだろう?
日々そんなことを想いながら家づくりに携わっていますが、
この場所で私が感じた心地よさが3つありました。
「吹き抜ける風」「柔らかな光」「木の肌触り・温もり」です。
思えば、「あのお家のここは居心地がよかったな」と思う場所にも、
この3つがあったなぁと気づかされます。
例えばA様邸の2階ホール。
廊下とちょっとした物干しスペースになっているのですが、
天井が板張りになっていて、突き当たりの大きな窓からは
気持ちのいい風が抜け、柔らかい光が差し込んできます。
ふわっとそよぐカーテンも見ていて気持ちいい。
窓辺で少し腰を落ち着けたくなるような、ほっとする空間。
また、S様邸のバルコニーも。
椅子を出してくつろげるデッキ。深く出した軒も板張りに。
少し壁を立ち上げることで、緑の樹木だけが目に入ってきます。
夜もほんのりとした灯りの下で、本を読んだりお酒を飲んだり。
意識しないで作ると、どちらも「洗濯スペース」になってしまいますが、
少しだけ「心地よさ」を意識して素材選びや空間づくりをすることで、
こんなに素敵な「居場所」が生まれるから不思議です。
無垢スタイルは、ご家族皆さまそれぞれの「心地よさ」がちりばめられた、
快適なお住まいづくりをご提案致します。