無垢な素材で造る
2006.03.23 Thu
「無垢な素材で造る」をテーマに健康住宅を常に手掛けているのですが、先日、アパートから健康住宅に住み替えて9ヶ月になる方に、実際に過ごされてどんなものかを聞いてみました。
・子どもの友達がよく遊びに来るようになった。
・子どもの乾燥肌の症状が少し軽くなった。
・風邪をひきにくくなった。
・子供のお通じが良くなった。
・エアコンをつける回数が減った(夏冬とも)
・ほこりが減った。(ほこりが部屋の隅で丸く固まらなくなった)
・裸足で生活するようになった。
・子どもたちが(無垢の)床板の上で、じかに寝るようになった。(以前のアパートのフローリングの上では絶対寝なかった)
・子どもが和紙の壁紙にシミをつけたら落ちなくなった。
・家の中での会話する声が聞き取りやすくなった。
など。直接的な因果関係ははっきりしないが、やはり子どもに対する効果・影響は顕著のように思われます。
呼吸する位置が大人より低い子どもたちは、VOCやホコリ・ダニ・カビなどの影響を受けやすいとは、よくお医者さんから聞かされますが、まともな住まいを子どもに提供するのは大人の当たり前の義務だとあらためて感じました。
普段のお客様との打合せで、施主様(大人)の満足度を高める事は常に意識していますが、そのお子様の満足度も満たさなければ、無垢スタイル建築設計の基本的な考えである「住まう家族みんなが幸せになれる」家にはならないのだと考え直した今日一日でした。