住まいの防犯対策
2015.10.05 Mon
「住まいの防犯対策①」
こんにちは、無垢スタイルの斉藤です。
「防犯」についてお客様からよくご質問を受ける事例を
ご紹介したいと思います。
平成25年の警察庁統計資料によりますと、「泥棒」が
窃盗に侵入する建物の40%が一戸建て住宅という結果があります。
次いでマンション等の17%、商店等は8%と戸建て住宅より
多くありません。
一番多い侵入手段が「窓の無施錠からの侵入」だそうです。
その次に多いのが「ガラス破り」となっています。
いまだに鍵をかけない家があるの?と思われるかもしれませんが、
トイレや風呂場の窓を換気のために開けている家は非常に多いのです。
また「ちょっとゴミ出しに行く数分だから・・」
「植木に水をやる間だけ」鍵をかけないで外出したり、
その間に近所の人とばったりあって井戸端会議が始まって・・・。
その数分のつもりが30分になったりしたりすると
十分可能性があるわけです。
また、「格子があるので安心」と思われていていても、、
簡単に取り外すことができるので、完全に安心するこはできません。
「網ガラス」も割れにくいだけでなので防犯効果はさほどありません。
泥棒が主に狙うのは、窓ガラスの「クレセント付近」になります。
その付近のガラスをいとも簡単に開けて、自分の手が入る範囲を
わずが数秒で開けてしまいます。
そこで有効な対策として、
① 防犯アラームの設置
② 防犯フィルムの設置
③ 人が出入りできない大きさの窓の設置、高い位置に設置
などです。
防犯アラームや防犯フィルムはホームセンターなどで
販売しているもので、素人でも簡単に設置可能です。
特に出入りする窓にはつけておきたいものです。
設計上重要になってくるのは、なるべく人が出入りできない
窓の大きさの選定や外から入れない高さに設置するよう
心掛けることです。
そのあたりは周辺環境や住環境に関わる部分なので設計士と
相談しながら進めていただければと思います。