将来を見通した家づくり 〜自然素材の家
2012.08.03 Fri
こんにちは!
夏の暑い夜は、無意識でシャツを脱いでしまい、
朝になると上半身裸になっている自分に驚いている
ムクスタの大林です!
今回は家づくりについて少し考えてみたいと思います。
家を建てる時には、家族構成が大きく関わってきます。
設計をするときに
「子供が3人なので子供部屋は3室お願いします」
と即座に言われる建主様もいらっしゃいます。
ところが、
この子供部屋をいかにつくるかは間取りを考える上で
大変重要なポイントなのです。
子供は20年の間に赤ちゃんから成人に達します。
成長の過程ごとに部屋の役割も変わりますし、
独立して家を出ていけば残った部屋をどう使うかという問題も生じてきます。
子供の数だけ部屋をつくればよいわけではなく、
10年後、20年後を見通して、
そのときいかに住みたいかを基準にしてつくらなければならないということです。
もちろん将来を見通した家づくりは子供部屋に限った事ではありません。
少なくとも建物の寿命は25年以上ありますから、
もし35歳で新築するなら、60歳で、また70歳でどうしたいのか
自分たちの将来を予測しておく必要があります。
近年我が国では高齢化が急速に進んでおり、
2020年には4人に1人が65歳以上の高齢者になると推測されています。
公共・民間ともにその時に備えて様々な方策を練っています。
中でも住宅は主要なテーマとして多くの試みがなされていますが、
個人レベルでも高齢になった時のことを考慮して家づくり、
間取りづくりを行う必要があります。
家も住む人とともに年を重ね、
しかも住み心地の良いものでなければならないのですね。