リビング階段について〜埼玉 無垢材・自然素材の工務店
2011.07.30 Sat
こんにちは。
ムクスタの大林です。
さて、家の間取りを考えた時に、今ではよく知られているのが、
リビングの中に階段を取り込むプランです。
昔はそういう考え方がなかったので、
階段は部屋と独立させて廊下の部分に取ることが
ほとんどでした。
ではなぜリビングに階段を取る事が増えてきたのでしょうか。
一番知られているのは、特にお子様が小さい時期に
玄関から入って2階の子ども部屋に行く時に、
自然に家族と顔を合わせられたり、
お子様が友達を連れてきた時や、逆に親が友達やお客様を
招いている時も、お互い自然に挨拶やコミュニケーションが
取れるということがあります。
それともう一つ大きいのが、階段の空間をリビングの中に
取り込むことによって、階段が階段としてだけの空間ではなく、
リビングの空間の一部にできるということです。
それによって廊下のスペースも必要なくなりますので、
建物の床面積を最大限に広く利用できるのも特徴です。
ただし、2階のプライベートなエリアと1階の浴室や
洗面室との行き来にリビングを通過しなくてはいけない為、
生活スタイルとしてリビングにお客様を招くことが多い場合、
不都合がある場合もあります。
またよく知られているのが、リビングに階段があると
冷暖房の効果が落ちてしまうということですが、
それに対しては、建物の断熱性能がとても重要な要素になってきます。
リビング階段をご検討の際には、参考にしてみてください!