キッチンの耐震・地震対策~火災と物の落下について

2011.04.07 Thu

こんにちは。
ムクスタ設計室のグッチです。
この度、「東北地方太平洋沖地震」により
亡くなられた方々、並びに御家族御関係者様へ
心よりお見舞い申し上げます。
余震も続く不安な毎日ですが、1日も早い復旧と復興が出来るよう、
私達一人一人が、出来ることを見つけ行動していきましょう。
今回のような大規模な地震の場合。
時間帯的には、キッチンに立たれていた方は
少なかったかと思いますが、
キッチンにいた場合、どんなことが考えられるのか。
一つ目は、火の心配。
通常、ガスコンロは震度5程度の地震がおきた場合、
ガスメーターのところでガスが遮断されます。
それとは別で、ガスコンロ本体で揺れを感知するという
機能がついている商品があります。
「感震停止機能」というもので、
全てのメーカー・機種に義務付けられているものではございませんが、
商品の選択が可能です。
内容としましては、震度4程度の揺れを感知するとコンロ本体が
自動的にガスを遮断するという、安全機能が搭載されているのです。
阪神淡路大震のように、地震による火災も考えられますので、
ご検討項目の一つとして挙げてみても良いのではないかと思います。
二つ目に、物の落下。
キッチンスペースに食器棚を設置されている家庭は多いかと思います。
最近では引き出しタイプのものが多く見られますが、
上段は、基本的には開きタイプが多くなっていると思います。
そんな時、自分の安全を確保するための
補助として「耐震ラッチ」というものがございます。
これは、大きな揺れが来たときに、
扉が開かないように、ロックする装置(金具)です。
(※震度いくつまでに耐えられる等の明確な
  決まりはございませんので、ご注意下さい)
20110407-g-01.jpg
こちらはホームセンターなどでも購入できますし、
キッチンのメーカーさんでのご用意もあります。
さらに、内部に滑りにくい材質のシートを弾くなどして、
お皿が動きづらくするという工夫も良いかと思います。
シートを弾いておけば、お掃除の際も楽チンですね!
商品をお選びの際は是非、ご相談下さいね。

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