昭和初期の上質な住宅に学ぶ
2022.10.08 Sat
こんにちは。
設計の佐藤です。
私は、日本の古い建物を観るのが好きなので、休日を利用して色々と建物を観て廻ってます。
先日は川島町にある国の指定重要文化財の「遠山記念館」を見てきました!
今の家づくりにつながる部分もありますので、少しご紹介します。
「遠山記念館」は、川島屋商店(日興証券の前身)の社長・会長を務めた「遠山元一」氏が、母の為に昭和11年に建てた建物で、当時の日本建築の最高の技術と資材を投入して建てた建築物です。
立派な門構えですね。
開館30分前についたので、まだ門が締まってました(汗)
周囲を散歩します。
目に留まったのは・・・
庭石にコケがびっしり!
私はコケが好きなので、ついつい見入ってしまいます。(持ち帰って庭に置きたい・・・)
見惚れていると開門。
中に入ります。
玄関正面です。
立派なかやぶき屋根に圧倒されます。
中に入ると、まず目に留まったのは「囲炉裏」です。
昔の人は、ここで調理や食事や団らんをしていた場所です。
私もいずれ、家に欲しい設備です。(囲炉裏テーブルでも良い)
囲炉裏でスルメ焼いて、ビールを飲みたいです(笑)
廊下の一角にあった洗面所です。
広めに作られています。
(鏡に映ってるのは私です)
縁側の軒桁に使われている丸太は1本物でとても長いです。
これを加工して造っていく大工さんはとても技術が高かったのだと感じました。
最近人気の照明スイッチの形状です。
パナソニックさんでも商品化されてます。
この時代からあったのですね、カッコいいですね。
ふすまをよく見ると、小さな動物の柄になっています。
職人さんのこだわりが感じられますね。
立派なお座敷から庭を眺めました。
なぜか時が止まったような感覚になり、約10分ぐらいボーっと座ってました。
私にも日本人の血が流れてるという感覚になりました。
他にも、たくさんの部屋や見どころありました。
皆さんも。お時間あるときに行ってみると楽しいですよ。
古き良き日本建築を感じ、良いところは今の家づくりにも取り入れていければと思いました。
無垢スタイル建築設計では、新築・リフォーム共に、和風建築からモダンな建物まで設計しています。
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