「メゾン・エ・オブジェ・パリ展」に行ってきました
2022.03.24 Thu
こんにちは!
設計室インテリアデザイナーの下村です。
4月上旬の気温になり、桜の開花情報をちらほらと耳にする季節となりました。
皆さんは「桜🌸」というと何を想像されますか??
私は出会いと別れの季節を象徴しているイメージが強く、情緒的な気分になります。
🌸の塩漬けも好きなので、「食」も楽しみのうちのひとつです☺
コロナ渦ということもあり、大勢でお出かけというよりは、こじんまりと、近所の🌸を眺めたいと思います。
「春」はインテリアの世界でも、新しい芽吹きの時期になります。
休日に日本橋高島屋で開催されている「メゾン・エ・オブジェ・パリ展」に行ってきましたので、少しですがご紹介したいと思います。
メゾン・エ・オブジェとは、毎年パリで開催される国際展示会であり、世界のインテリアデザインのトレンドを牽引するトレードショーです。
今年はコロナ渦でパリのメゾン・エ・オブジェは開催延期となりました。
日本で初めて開催されること、「メゾン・エ・オブジェ」の主催者が総指揮をとり、フランス人のキュレーターが会場構成を手掛けているということもあり、見どころがたくさんありました。
↑ フィリップ・スタルク
圧倒的な存在感。 一目でスタルクの作品とわかるデザインは、唯一無二であり、建築からプロダクトデザインとあらゆる分野で活躍しています。
昔、ロサンゼルスのスタルクデザインのホテルに泊まったことがあり、とてもユーモアやインパクトのある作品が多いのが特徴です。
↑ 吉岡徳仁
近年、最も注目されているデザイナーの一人だと勝手に思っています。
2011年ヴェネツィアビエンナーレ国際美術展にて「ガラスの茶室ー光庵」を建築プロジェクトとして発表して京都の将軍塚殿に設置されました。
一度、現物を見たい!と密かに思っています。
光の屈折がとても素敵でした。
↑ ロナン&エルワン・ブルレック
FLOS(照明ブランド)より発表された「AIM」(エイム)は、長いコードを「枝を伸ばして成長する植物のしなやかさ」を表現している作品です。
商業施設でお見かけしますが、実際に見ると、空間にリズムを作りスッと入ってくる不思議な印象があり、住宅でもご提案できるのではないか、と感じております。
そして、最後に・・若手デザイナーより、「簑島さとみ」さんの「Skin Tote」 肌色の多様性をカバンに喩えて表現している作品です。
「私たちの肌は本来、ただの臓器やパーソナリティを内包するカバンのようなただの容器であり、そのカバンの色にその人の価値は含まれていない」というメッセージを一連の写真で伝えています。
肌の色の美しさや多様性を広めるというメッセージ性がある作品であり、感銘を受けました。
心を動かす名作たちと会話をするかのように、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
近況では、先日構造見学会を開催しました「川越展示場」の現場に行ってきました!
オープンまでまだ時間がありますが、着々と準備を進めております!
ぜひ、楽しみにしていてくださいね☺

構造現場見学会のお知らせ
4月2日(土)・3日(日)埼玉県さいたま市にて
無垢スタジオ ラボ展示場 リニューアルオープン記念 構造現場見学会を開催します!
建設途中だからこそ学べる構造のことを専門スタッフがじっくりご案内いたします。この機会にぜひご来場ください。
構造見学会の詳細はこちら