50歳からの家づくり・・・2回シリーズ・その①

2021.11.18 Thu

こんにちは! コンサルティング部新築部門の加藤です!  
 
最近、50歳以上のお客様からの「家づくり」のご相談が増えています。
私自身、50歳半ばなのですが、こんなに同年代のお客様からのお問い合わせをいただけるとは…と驚いております。
 
もちろん年齢的には、建て替えや買い替えのご相談が中心ですが、いままで社宅に住んでいたなど、家を建てることが初めての方もいらっしゃいます。
 
そこで国交省が出している「住宅市場動向調査 報告書」のデータを調べてみましたら、注文住宅の購入者の27%が50歳以上ということがわかりました。
 

 
以前、所ジョージさんが若者向けに「50歳まで生きてみな…楽しいのは50代からだよ」と話していましたが、自分自身50代になってみると「その通りだなぁ…」と思えるようになっています。
 
しかし、子育てが終わったとは言え、親の介護問題など切実なことも増えてきていますので、楽しいことばかりではありませんが、そこは多少なりとも「バブル」を経験している世代なので、楽観的に受け止めて乗り越えていくしかないと思っています。
 

 
そして、このように今後の人生の指針となるような書籍などもたくさん発行されていますので、自分自身の経験だけでなく、いろいろ参考にしながら、お客様によりお役に立てるような仕組みを構築しています。
 
特に、この中でも「なるほど!」と同年代の方と共有したいと思ったのが、
・50歳からの時間の使い方・・・著 弘兼 憲史
・老い・・・著 ボーヴォワール 解説 上野 千鶴子
の2冊です。
 

 
弘兼さんの著作のはじめには、「死ぬまで30年、健康寿命まで22年。あと22年と捉えるか、まだ22年と捉えるか、どちらにしても後半人生を楽しんで生きるための術を新人類オヤジに書いてみた…」とあり、まず惹きつけられます。
 
ボーヴォワールの『老い』には、「心は体に追いつかない」とあります。
発達には、生理的、心理的、社会的、文化的という4つの次元があり、老いについては、肉体の老いを感じる「生理的老い」が最初に来て、次に定年などの「社会的老い」、その次に「文化的老い」(これはおじいちゃん、おばあちゃんと呼ばれるようになること)、そしてもっとも遅れるのが「心理的老い」です。
心理的老いは、心の方はいつまでも歳をとれないとあり、たしかにそうだなぁと思います。
これも知っておくことで、今から始まる残りの人生を、どう生きるかのヒントになると実感しました。
 
次回は、半世紀を生きてきた50歳以上のお客様が、いままでの人生を振り返って、そしてこれからの「家づくり」をより良いものと出来るようなものをご用意しておりますので、少しご説明させていただきます。
 

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