ホルムアルデヒドのお話~さいたま市 無垢の家
2008.09.15 Mon
設計のイシイです。
今回は「ホルムアルデヒド」について少しお話をします。
ホルムアルデヒド(独:Formaldehyde)はシックハウス症候群
の原因となる刺激性の強い化学物質の気体です。
皆さまご存知でしょうが、ホルマリン(生物標本のビンの中の
液体)はホルムアルデヒド約40%の水溶液です。
強力な防腐剤であり、消毒液として多種類にわたって使われ
てきました。
現在では合板、集成材、接着剤等に主に利用されいます。
かつて合板のフローリングは「清潔で丈夫で掃除が楽」と、
もてはやされましたが、ホルムアルデヒドを含む接着剤が
大量に使われています。もちろん現在の法律により一昔前
よりだいぶ改善されましたが、高気密化してきている住宅
ではいまだに問題でしょう。
ホルムアルデヒドの発生量は温度と湿度に関係します。
高温多湿な夏は臭気が著しく発生しますので、注意が必要です。
対策としては、合板を使わないのが一番ですが、
換気口を設け、窓の開閉を頻繁に行うことが重要でしょう。
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