縄文時代の遺跡が発見?!
2008.04.19 Sat
こんにちは、設計部のあっちゃんです。
皆さんは、首都圏中央連絡自動車道(通称:圏央道)をご存知でしょうか。
藤沢周辺から木更津周辺までを円状に結ぶ自動車道として現在工事が行われております。
完成すれば、埼玉県から山梨県・千葉県へ都心を通行せずにアクセスが可能となります。
3月29日に一部区間が開通しています。
この圏央道が自宅の数百メートル先に建設中で、橋脚の工事が行われていました。
すでに埋め戻されており分かりませんが、橋脚の地中には、長さ20m~30mもの杭が埋設され
ております。これだけの重量を支える為には、必要ですよね。
住宅の基礎も同じで、地盤調査を行い地盤の耐力を測って建物に対しての、基礎の構造(杭・地
盤改良などが必要か否か)を決めております。
地盤の耐力は、これまでの土地の状況によっても(田んぼ、沼、畑、山林など)変わってきます。
ちなみに、この場所では、もともと梨畑でありましたが、数十センチ下からなんと縄文時代の住居
跡の遺跡が出てきました。住居の柱跡や土器が出土したそうです。
数千年前から人が住んでいたという事ですね。
その後、発掘調査・記録が録られ、工事は進められました。
建築前に、埋蔵文化財の範囲に入っているか確認は致しますが、範囲外若しくは未確認で建築等
を行い土地を掘削し、土器などが出てきましたら、お住まいの行政(埋蔵文化財の担当課)まで。。