木が家の部品に変身するプレカット工場
2014.11.22 Sat
こんにちは、新築コンサルタントの小倉です!
先日、研修で無垢スタイルのプレカット工場に行って参りました。
訪れたのは群馬県下仁田にある工場です。
埼玉県で伐採された木はまずこちらに運ばれてきます。
皮を剥いだ木材を柱用にカットする所を見ることができました。
こちら、熟練のスタッフの方が木やフシを見て、
どのようにカットするかを手作業で機械にインプットしていきます。
今切っている木の隣には次の木がスタンバイ!
実は、既に隣に並んでいる時にインプットし、
切る場所にレーザーをあてているんです!
木を良く知っているからこそ出来る技ですね!
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こちらはカットして4本スリットを入れた、乾燥させる前の柱。
乾燥すると縮むため、13ミリ位大きめにカットするそうです。
そして、こちらの乾燥機で1週間~10日程乾燥させます。
蒸気と風邪と熱で乾燥させることによって、
含水率(木に含まれる水分量)が20%以下まで下がります。
20%以下まで下げる事により、木の割れや捻れを防ぎます。
一度含水率を下げた木は、雨などで濡れても乾くとまた20%以下に戻るそうです。
無垢スタイルでお風呂に1日付けておいた木を乾かした実験でも立証されています!
本当に拘って良いものを提供するためには、パートナー企業はとても重要ですね!