林野庁の補助事業「木のいえづくりセミナー」~自然素材の住宅・設計
2011.09.23 Fri
こんにちは、設計の中山です。
先日、林野庁の補助事業になっている
木のいえづくりセミナーに参加してきました。
主な内容は、
「地域材を活用した長期優良住宅の施工技術について」
日本の樹木の代表であるスギは、
戦後に造成された人工林が成熟し、伐採期を迎えています。
地域材は、工務店や設計者、地域材の組合が中心となって
流通されていますが、
家を建てるユーザーにとってはまだまだ、
地域材の情報が入りにくい環境です。
長期優良住宅のような、長持ちする家づくりにおいて、
将来のライフスタイルに合わせてリフォームする可能性は
とても高いと考えられます。
そんな時、家の構造を流行性のある工業製品で構成した場合、
将来同じ製品が入手可能とは限らないですが、
地域材や地域の建材は、いつでも入手できるメリットがあります。
弊社では、構造材に埼玉の地域材である西川材を使用しています。
地域材だけでなく木造住宅の工法や技術を、
この先何十年に渡って継承していく事も
私たち地域の工務店にとって重要な役割です。
CATEGORY:無垢スタイルの家づくり報告
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