マンションのPBR!?~さいたま市の不動産
2008.12.05 Fri
こんばんは。やまなかです。
弊社のお客様は、施主さま及びご家族の皆様が住まわれる
ことを目的として、「家づくり」を計画される方が多数だと思い
ます。その上で、不動産の購入価格は、当然気になることで
はありますが、そこに一生住むことを考えれば、不動産売却、
不動産としての価値には、あまり興味がないと思われるお客
様もいらっしゃるかもしれません。
先日、面白い記事を読みました。
先月号となってしまいましたが、日経トレ○ディーに、『マンシ
ョンPBR』を検証する記事があります。
経済、数学が苦手なお方ももう少し我慢ください。
マンションPBR=(中古マンション価格/新築マンション価格)
となり、近隣地域内に分譲された新築マンションの平均価格
を1として、その新築マンションが中古で売られた際の価格設
定が新築時の何倍に当たるかを示す指数です。
ある中古マンションが、新築時の何%で売れるかを検証して
います。ということは、このPBRが高いほど、資産価値が落ち
にくいことになります。
「おやおや、戸建を考えているのに!」と思われるかもしれま
せん。マンションであれば、沿線色が強くなるものの、最寄駅
のイメージ、お買い物などの日用利用、お子様の学区などな
ど、地域の『人気』、『暮らし易さ』を計るには、絶好の比較指
数ではないでしょうか。
一部の見解ですが、都内地下鉄沿線は、平均が0.95を上回
っており、都心部の人気が高いのは、皆様もご理解されるで
しょう。
埼玉県内では、JR埼京線が0.75~0.90。
中浦和は0.9を超え、大宮は0.88程度。
JR京浜東北線 0.80~0.9。
さいたま新都心は、大規模な再開発が行われている地域で、
0.98程度と高くなりました。
土地・建物の形状は、二つと同じものはありません。同じ土
俵の上で、2つの不動産を比較できるのは、分かり易いこと
ですし、私としては、このようなところから、不動産の見解を
深めていきます。不動産に関する指数は、多角的に応用が
利きそうです。
今回は、私の新しい発見をブログにしたためました。