不動産仲介業についての特徴

2007.08.03 Fri

土地セミナー講師の當間です。
今回は不動産会社の大まかな業種別の特徴についての解説です。
一口に不動産業とは言っても、大まかには戸建建売業者・大手不動産仲介業者・地元不動産仲介業者分譲マンション業・賃貸アパート業・不動産投資・コンサルタント業等があります。
その中から弊社のお客様の係わりの深い(大手・中堅・地元)不動産仲介業についての特徴、メリット・デメリットについてお話させて頂きます。

大手不動産仲介業
特徴:
不動産業種の中では上場していて、CMを流したりイメージ的が良いので、数多くの専任売却不動産の依頼を受けており、基本的に中古住宅・中古マンション・土地等全般を網羅しており、ある程度専任物件の数がそろっている。
メリット:
基本的に宅建業法に則って、業務を遂行するので、大きなトラブルに繋がる可能性が低い。
デメリット:
売却物件等の価格査定が、マニュアルに沿って行なわれるので、余りお買い得な物件が出ない。

中堅不動産仲介業
特徴:
専任売却物件は余り無いのですが、その分買主様を数多く集客する為、同業者の情報を研究しており数多くの情報を網羅しています。特に土地や建売分譲等の情報はほとんど把握しています。
 
メリット:
不動産情報料はピカイチです。又、分譲業種の売主に強く意外と価格交渉に進んで応じる傾向にあります。
デメリット:
給料体系等が完全歩合の会社が多いため、イケイケの営業マンが数多くいるので、要望を聞かずに物件を押し売りする傾向があります。

地元不動産仲介業
特徴:
地主様の物件を多く取り扱う事が多いのですが、コンサルタント業務を兼ねている場合が多く、何百坪単位でだったり、売るのか貸すのか等はっきりしない情報が多い。
    
メリット:
タイミングが合えば、市場に出ていない物件があったり、地元密着型の体制なので購入後も面倒を見てくれる場合が多い。
デメリット:
比較的どんぶり勘定な資金計画をする業者があるので全て書面にしないと後で話が違っている事がある。
上記はあくまで、比較的そういった業者が多いという傾向なので、現実には一社一社又は担当者で違いがありますので、そこを見抜けることが必要と感じます。

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