土地探しをしている方必見!土地のデメリットは建物でカバーが可能!?パート2
2022.11.27 Sun
こんにちは!
建築コンサルの濱中です。
今回は二日前にご紹介させていただいた、土地のデメリットは建物でカバー可能!?の続編になります。
まだパート1を見ていない方は、是非そちらからご覧ください。(11/25掲載)
前回の最後に、実は土地のデメリットの7割は、設計や追加の工事などで、完全に解決はできなくても、お客様の許容範囲内まで解消することが出来ますと、ご紹介させていただきました。
今回は実際の事例を、1つご紹介させていただきます。
液状化対策について
土地の防災情報や生活情報などを確認するツールとして、地盤サポートマップ(ジャパンホームシールド https://supportmap.jp/)というものがございます。
引用:地盤サポートマップ|ジャパンホームシールド
その中で液状化の可能性なども確認することができます。
液状化の可能性がある土地の中でも、選んでも平気な土地と選んではいけない土地が御座いますので、ご紹介致します。
1つ目は東日本大震災の際に、その土地の周辺で液状化被害があったかです。
東日本大震災では、東北の津波被害のイメージが強かったと思いますが、都内を中心に関東圏で液状化が続出しました。
液状する可能性のある地域でも、被害のあった地域と無かった地域で分かれ、実際にまた起こる可能性が明確になりました。
なので、一つの指標として東日本大震災の際に周辺で被害があったか、近隣調査が必要になります。
また、都内中心に液状化の被害があった中で、大活躍した砕石パイル工法という地盤改良工事がございました。
引用:砕石パイルによる液状化対策(施工イメージ図)
液状化対策|ハイスピードコーポレーション株式会社https://www.hyspeed.co.jp/kairyo/index_10_4.php
通常の地盤改良では、地中にコンクリートの杭を埋込み、その杭で地盤を支える工法ですが、砕石パイル工法は、筒状に掘った穴に砕石を固める工法になります。
コンクリートと違い砕石は水を透す制振がある為、地中にある水分を筒状の砕石を通して、地中面に放出する原理になります。
文章だけで見ると本当に効果があるのか、不安に思われるかと思いますが、東日本大震災で実際に大活躍したことで、様々な雑誌にも取り上げられています。
いかがでしたでしょうか。前回に引き続き、土地探しについてご紹介させていただきましたが、土地セミナーの中のほんの一部になります。
ご興味のある方は是非土地セミナーにご参加頂ければと思います。
ご参加お待ちしております。

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