設計から考える収納術
2015.11.09 Mon
こんにちは!
設計室の髙橋です。
今回は押入についてお話します!
実家の和室の押入は85㎝の幅のものが二つ並んでいますが、
その場合、三つ折の布団が入らないのです…。
一般的な押入は大体畳一帖分くらいの幅のものがほとんどです。
ちなみに、85㎝の幅は一帖畳の半分の大きさだと思ってください。
そのような感覚が根付いているのは、
昔から布団を入れられるようにと考えて作られ、
使用してきたからこそ現在に定着しています。
もし新築を建てる際に、和室が欲しいと考えている方は、
布団はどこに片付けるのかなど何をどこに収納したいかを
良く考えて決めるのが良いと思います。
また、押入の上にある天袋も同様で、
真壁の昔ながらのお家にはよくあると思いますが、
最近では大壁の和室が多くなり、次第に減ってきています。
理由としては、和室のつくりが変わってきたことと、
脚立などを使用しないと出し入れできないことや、
高さが取れないので収納できるものが
限られてしまうということなどがあげられます。
収納を考える時は入れるものを把握し、必要な場所に必要なだけ、
収納を作ることが大切です。
是非、無垢スタイルの展示場や見学会などで
収納のアイデアを実感してみて下さい。