無垢ゼロビックのハンギングエッグチェアー
2014.11.23 Sun
皆様こんにちは。ICの小林です。
今秋にオープンした、無垢スタイルの新展示場「無垢ゼロビックル」。
この展示場のコンセプトが、
「インテリアにこだわりたい若いファミリー」であることから
入れている家具もこだわったものになっています。
今日ご案内するのは、2Fにあがってすぐお目見えする
「ハンギングエッグチェアー」。
ナナ・ディッツェルというデンマーク人デザイナーの代表作としても有名です。
皆様もうご覧になりましたか?
もともとこの場所には、ゆったり楽しく過ごす椅子ということで
シンガポールの家具屋で見つけたこちらのハンギングチェアーを
検討していました。
このざっくりした編みや個性的な質感は設計チームでも好評で
海外輸入しようと現地の家具屋さんと交渉していたのですが
海外から家具を輸入する場合、梱包がしっかりできていないと
到着時に破損している可能性が高いため、まずは梱包状態を確認。
ところが、薄段ボールでラッピングしただけだと言われて、
運送会社にお願いして頑丈な木箱に梱包してもらうことになりました。
ところが、木箱代と郵送費でハンギングチェアー代より
かかってしまうことがわかり万一破損していた場合に
またシンガポールに送りなおして再送してもらうかも、
というとんでもなく面倒な事態になりかけました。。
家具やキッチンの海外輸入は本当に大変で、
ものによっては製作から郵送まで半年ほどかかるものもあったりします。
それに、実際に触って確かめてみないとわからないチェアの座った感じも
海外ものだとわかりにくいということもあります。
ならば、ということで、オーソドックスなラタンの
ハンギングエッグチェアーを入れることになりました。
早速日本で取り扱っているお店に連絡して、
何十種類もある椅子の張地を選び、
セミオーダーメイドのハンギングチェアーがやっと
無垢ビックルに到着しました。
吊るす天井高から椅子の高さを決めるチェーンの長さも検討し、
大人がしっかり足をつける座面高に設定。
こうして、ある暑い夏の日に、
ハンギンクエッグチェアーが無垢ビックルについたのですが
吊るしてみると、昔からそこに吊るされてあったかと錯覚するくらい、
自然な仕上がりでした。
この軽さや空気の抜け感、すっぽり巣の中にいるかのような座った感覚・・
座ってみて大満足です。
無垢ゼロビックルのハンギングエッグチェアー、気になった方は、ぜひお声掛け下さい。