上手な照明計画「多灯分散」
2008.10.25 Sat
こんにちは、こいけっちです。
今回は照明計画のお話しをしたいと思います。
日本の住宅では、部屋の真ん中に大きな照明を配置して、
部屋の隅々までを照らす「一室一灯」が主流ですが、
最近、だんだんと注目されているのが、「多灯分散」です。
「多灯分散」とは、一室に消費電力が少ない照明を複数配
置し、用途によって使い分けるというやり方です。
もともと、居間などの部屋は、部屋全体で30~75ルクス程
度あれば良いと言われていますが、今の日本では、150~
200ルクスの照度があるといいます。
人間は、昼間の色温度が高い光の下で交感神経を働かせ
活発に活動し、夕方のオレンジ色の色温度の低い光をあび、
夜間に副交感神経が働きリラックスする。といった、体のメカ
ニズムがあります。夜間に照度の高い部屋で過すことは、そ
うしたメカニズムを崩す要因になるそうです。
また、「多灯分散」にして、用途ごとに上手に照明を使用すれ
ば「一室一灯」よりも50~60%の節電につながるというデータ
もあります。
ご興味のある方は、是非ご相談下さい!
いつでもお待ちしております!!