住宅ローン控除の落とし穴

2017.05.16 Tue

こんにちは、
無垢スタイルの新築コンサルティング 部の斉藤です!
今回は住宅ローンの中で「住宅ローン控除」についてお話しいたします。
住宅ローン控除はすでにご存知の方も多いかと思いますが、
年末残高の1%分を最長10年にわたって所得税などから差し引いてくれる
仕組みです。
年末に3000万円の残高がある場合

3000万円×1%=30万円

自身が払っている所得税が30万円以上であれば全額戻ってくる。
30万円未満の場合、低い金額か住民税の13万6500円分までが戻ってくる。
一般的な住宅であれば最大40万円まで。10年間で最大400万円も戻ってくる
計算になります。
ただし、気をつけなければならないポイントがあり、見落としてしまうと
100万円単位で損をするケースもあります。

case1:借入期間の短縮


Aさん(50歳)はできるだけ借入期間を短くしようと、定年の60歳までに返済する計画でした。
住宅ローン控除は「借入期間10年以上」という条件なので、
当初10年間で組んでおけば大丈夫と思っていました。
翌年にまとまったお金ができたので繰り上げ返済をし、
2年短縮したところ住宅ローン控除の打ち切りに。。。
Aさんは借入時に10年以上であれば大丈夫だろうと思っていたのが
失敗だったのです。
これにより100万円以上の損をしてしまいました。

case2:新居入居後の突然の転勤


Bさん(30歳)は念願のマイホームが完成し、入居を待ち望んでいました。
しかし会社から転勤を命じられ、新居に入居することなく引越しを余儀なくされました。
家族を残すことも考えましたが、一緒に行くことにしました。。。
住宅ローン控除は「入居した日から10年間」なので
10年目までに帰ってくることができれば控除再開となります。
また、単身赴任のように家族を残す場合は継続して控除対象となります。

このように諸条件を満たすことができなくなるケースは身近にいろいろ
ありますので、「自分たちは大丈夫かな?」とお思いの方はお気軽に
ご相談いただければと思います。
無垢スタイルではお客様のご都合の日程に合わせた個別セミナーも開催しています。
住宅ローンのことで、不安や悩みがある方は、お気軽にお申し込みください!
▼損をしたくない人のための1000万円得する住宅ローンセミナー
https://ssl.muku.co.jp/seminar/planning.php

TAG:
無垢スタイルの公式SNSで最新情報をチェック!

ARCHIVE