窓の性能とエコ
2017.01.09 Mon
あけましておめでとうございます!
コンサルティング部新築部門の大久保です。
今年も家造りのパートナーとして一生懸命頑張りますので宜しくお願い致します!
さて、1月に入り本格的な寒さになってきましたが
埼玉県の寒さのピークは1月で平均最高気温が9.2℃、平均最低気温が3.6℃となっております。
埼玉県は冬はマイナス、夏は40℃近くになる温度差が激しい地域ですが
この埼玉県でより夏涼しく、冬暖かく快適に暮らす為には少し工夫が必要です。
工夫の中の一つで今回は窓の種類についてご説明させて頂きます。
窓の種類の中で『LOW-Eガラス』というガラスとガラスの間に特殊な金属膜が
入っていて、太陽熱を防ぐ遮熱タイプと太陽熱は採り込み暖房熱は逃がさない
断熱タイプの窓があります。
このLOW-Eガラスをうまく利用するととっても快適に暮らすことが出来るんです!
多くの家が南側には大きな開口を造り、明るく冬は暖かい家を望まれると思いますが
南側には断熱タイプのLOW-Eガラスを使用することをお奨めします。
断熱タイプを使用する事により冬の暖かい陽射しは採り入れつつ
暖房で暖めた熱は逃げにくくなります。
逆に遮熱タイプを使用した場合、夏の熱い陽射しは遮熱してくれるのですが
冬の暖かい陽射しも遮熱してしまうのでもったいないですね。
この場合、夏の高い位置から入る陽射しは軒の出を長くして遮り
冬の暖かい陽射しは取り入れる工夫をするのが正解です!
遮熱タイプのガラスは西側の窓に使用し、西日を遮ってあげると
夏の室内が暑くなりにくくなる為、冷房の使用を控える事が出来るので
節電にもつながりますね!
窓をうまく工夫して、より快適によりエコな暮らしが出来ると良いですね!