地震に強い家 〜ピン工法を用いた軸組工法〜

2018.05.31 Thu

こんにちは。
無垢スタイル建築設計 コンサルティング部新築部門の円谷です。
 
最近また少しずつ地震のニュースを目にするようになってまいりました。
内閣府の発表では、首都直下型地震の起こる確率は30年以内で70%程度と予測されております。
これから家づくりをする方は、みなさん耐震について気にされていると思います。

無垢スタイルの高耐震な家づくりについて

木造住宅は地震に弱いと言われますが、しっかりとした地盤にきちんとした方法で木を組み込んだ木造住宅はかなり強い地震でも倒れにくいのです。
そこで構造についてお話しします。

従来の木造住宅の建て方『木造軸組工法』

『木造軸組工法』とは、柱と梁を筋交いで補強し,地震の水平力にその筋交いで耐える構造です。「在来工法」とも呼ばれます。
ただ、柱や梁などの構造部材を点で接合する為、荷重が集中してしまう弱点があります。
さらにその点は、ホゾとホゾ穴などを加工して組み合わせて接合する為、構造部材の接合部には大きな断面欠損が発生し、強度が弱くなってしまう懸念があります。

無垢スタイルの建て方『ピン工法を用いた軸組工』

無垢スタイルは『ピン工法を用いた軸組工法』を採用し、30tの荷重に耐えるピンを用いた地震に強い家を作っています。
ピン工法とは、荷重のかかる接合部を金属接合にすることで、構造部材の断面欠損を抑え、高強度の接合部を実現しております。
木造在来工法の接合部断面欠損率は 38%
ピン工法の接合部断面欠損率は 11%
と数字上でも大きな差が現れてきます。
ピン工法で建てる家は、柱の断面欠損が少なく、結合が強固であり、耐震性に優れたピン工法を接合部に使用し、在来工法とハイブリット工法として、耐火性能、耐結露性能にもすぐれた家になります。
 
無垢スタイルでは、いつでも構造を見学に行き、実際に構造体の姿を見ることも出来ます。
住まいの体感モールに耐震構造の実物大構造模型を展示しています。実際に見て触れることができますので、よろしければご来場くださいませ。
 

無垢スタイルの「耐震・制震設計」

無垢スタイルは、全棟安心して永く住んでいただくため「構造計算」により、耐震性・耐久性・安全性を確保し、木造の本当の強さを実現しております。
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