地震に強い家
2015.11.21 Sat
こんにちは、
新築コンサルタントの永堀です。
今回は、【耐震】【制震】【免震】について少しお話したいと思います。
【耐震構造】(耐力壁で揺れに抵抗する構造)
建物が倒壊しないよう、筋交いなどの入った耐力壁で揺れに対抗する構造。
また、部材を補強金物で固定して抜けないようにする。
2×4のように「面」で支える工法もあります。
【制震構造】(制振装置で揺れを吸収する構造)
前提として耐震性をしっかり確保した建物の壁の中に、
制振装置を取り付ける。
その装置により建物が揺れるときの振動を吸収し、
建物の倒壊に加え損傷も防止する工法です。
【免震構造】(免震装置で揺れを伝えない構造)
建物と基礎が直接固定されないよう、その間に免震装置を取り付ける。
地震の時にはボールベアリングなどの働きで振動を吸収し、
建物に伝わる揺れを大幅に低減する工法です。
建築の時には、まず地盤調査をして、必要な対策を行ってから
建築することが大切です。
その対策とは、地盤の程度に合わせた基礎をつくること。
さらに「建物は現行の耐震基準に沿って、
壁量の確保やバランスのよい配置が大切」ということになります。
自分でしっかり聞いて確認し判断するようにしてください。
耐震のことで質問などありましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい。