無垢スタイル 壁のお話
2007.06.11 Mon
こんにちわ。設計のヨシーです。
今日は、私たちがこだわっている素材のひとつの「壁紙」について
ビニールクロスは会社では一切使用禁止となっていますが、その代わりに使用しているのは、 「珪藻土を表層紙に漉き込んでいる紙壁紙」「稲麦やマニラ麻などの天然素材を表層紙に漉き込んだ紙壁紙」「竹炭パウダーとケナフをミックスした紙壁紙」です。
いずれも「通気性」「消臭効果」が優れており、新築くさい匂いや結露は抑えられる製品です。
ただ、クロス屋さんにとっては「施工しにくい」といわれたり(まあ、ビニールクロスが施工性良すぎるので仕方がないですが・・・)、子供がつけてしまった汚れが落ちにくかったり、悩みもありますが、住む人の健康を第一に考えるとやっぱりこれらの壁紙がベストかなとつくづく思います。
ヨーロッパの家は、天然の紙の壁紙を貼って自分で塗装してリフォームを楽しんでいます。
日本の文化は「新しいものに価値がある」ですが、ヨーロッパは「使い続けられる「本物」に価値がある」の文化です。
早く日本の人も見た目だけの良さにとらわれることなく、本物を大事に使い続けられるようになればいいなあと感じます。
CATEGORY:無垢スタイルの家づくり報告
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