競売物件についてのQ&A

2006.09.28 Thu

當間です!
今回は、競売に関する基本的な考え方についてお話しいたします。
まず最初に、基本的考え方ですが、
競売とは、借金の貸主が借金の返済ができなくなった借主の所有する土地や建物などの不動産を差し押さえ、裁判所を介して売却することで貸し金の回収を図ろうという公的制度です。
競売を申し立てるには、あらかじめ不動産に担保を設定する必要があります。
抵当権は、担保物権としてもっともポピュラーで、住宅ローンを借りると例外なく登記されます。このため競売に掛けられる不動産には抵当権がほとんど設定されています。
競売で所有権を取得すると原則として抵当権や差し押さえの権利は抹消されますが、消えない権利も有りますので一件一件注意が必要です。
上記のように、一般の方では判断しにくく、不動産業者しか扱わない物件と言われていました。
しかし市場価格よりもお手ごろな価格の物件も多く最近ではインターネットの公開もあり個人の方の入札も増えてきました。
そこで次回は、競売物件に関する疑問点や注意点、メリットとデメリットについてお話したいと思います。

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