住宅に使われる光源(2)
2006.08.07 Mon
どうも、こいけっちです!
前回は各、光源の構造のお話でしたね。(覚えてますか?)
今回は、各、光源の特徴を知って頂きたいと思います!
【白熱灯の特徴】
良い点
1.簡単に明るさを調節することが出来る。
→調節することによって、格段に寿命が延びます。
2.点光源の為、陰影がつきやすく雰囲気がよい。
3.ランプ価格が安い。
4.点減回数による寿命への影響が少ない
→トイレや廊下など、常時居ない移動空間に最適です。
5.調光すると色温度が変化する。
あまりよくなところ
1.ランプの効率が悪い。
→明るさをとろうとすると電気代がかかる。
2.放熱量が多い。(熱い!!)
3.寿命が蛍光灯に比べて短い。
→1000時間~2000時間(1日6時間点灯で約6ヶ月)
なので長時間点灯する場所には不向き。
4.光色が選べない。
【蛍光灯の特徴】
良い点
1.ランプ効率が高い→電気代が安い
2.放熱量が少ない。
(あくまでも、白熱灯よりも熱くならないと言うだけですので
蛍光灯を取り替える時などは、充分ご注意下さい。)
3.寿命が長い。
→6000時間~12000時間
(6000時間の場合。1日6時間点灯で約2.5年)
なので長時間点灯する場所には最適(居間や居室など)
4.光色が選べる。
5.面光源であたるため影の少ない均一な照明となる
あまりよくなところ
1.明るさを容易に調節できない(段階的な調節は可能)
2.ランプ価格が白熱灯に比べて高い。
3.安定器が必要。→白熱灯に比べて器具が大きくなる。
そうすると価格が高くなる。
4.点減回数による寿命への影響が大きい。
5.調光しても色温度が変化しない。
【電球型蛍光灯の特徴】
良い点
1.白熱電球に替えて使用できる。
2.ランプの効率が高い。→電気代が安い
3.放熱量が少ない。
4.寿命が長い。
→6000時間~8000時間
(6000時間の場合。1日6時間点灯で約2.5年)
5.光色が選べる。
6.安定器一体化でコンパクト。
あまりよくなところ
1.調光(明かりの調節)が出来ない。
2.ランプの価格が白熱灯に比べて高い。
3.点灯してからの明るさや光色が100%安定するまでに時間がかかる。
この特徴を踏まえて、それぞれの光源を色々なお部屋に配置して頂けたらと思います♪
しかし、そこでご注意頂きたいのは、照明をつける場所です。特にダウンライトなどは、天井に埋め込むことになりますので、天井が高ければ高いほど、電球などの交換が、容易に出来なくなってしまいます!
吹抜けなどの高い場所に付けて、いざ電球交換になったときに、どう交換しよう!?なんてことになる前に、照明選びの時は、ぜひお声をおかけ下さい。
微力ながら、お力になりれるよう頑張りたいと思います♪