防犯の強い家づくり

2017.06.30 Fri

こんにちは!
無垢スタイル コンサルティング部新築部門の谷口です。
最近、ボルダリングジムに通おうか真剣に迷っている今日この頃です。
それはさておき、家づくりをお考えの皆様の中には、「戸建てに住むと空き巣に狙われないか不安」と心配になる方もいらっしゃるはず。
警視庁のデータによりますと、平成27年は全国で46,091件もの住宅侵入窃盗が発生しており、なんと1日あたりにして約126件もの被害が発生している計算になります。
怖いですね・・・。
一戸建ての場合、泥棒の約7割近くが窓から侵入するそうです。
自分の大事な財産を守るために、家の窓を計画する上での大事なポイントをまとめてみました!

① 防犯ガラスにする

防犯ガラスとは、2枚の合わせガラスの中に樹脂中間膜を挟み込んだガラスのことを指します。
このガラスの特徴は、割れるまで時間がかかる点です。
防犯ガラスですと、大人がハンマーで5分程度叩いてもピンポン玉程度の穴しか開かないそうです。
泥棒の約7割が5分以内に侵入できない場合諦めるというデータもあるため、
1階部分や2階のバルコニーに面した窓などは、防犯ガラスで計画すると良さそうですね。

② 人が入れる大きさの窓を1階に作らない・開かない窓(Fix窓)にする

泥棒がガラスを全て叩き割って侵入するということはまず考えにくいです。
鍵の近くだけ最小限叩き割り、鍵を回し、そこから侵入します。つまり、防犯に適した窓というのは、窓が空いても、建物に侵入できる隙間が出来ない窓か、そもそも開かない窓にすることが有効的です。
オススメは、幅20cm程度の細長いたて滑り出し窓や鍵の付いていないFix窓です。
引き違い窓や掃き出し窓は、窓面積が大きくなり狙われやすいため
必要最低限に留めましょう。
「防犯を気にしすぎて、1階の窓が少なくなってしまった!」
そんな時は連窓(窓を連らならせる)や、
高窓(高い位置に窓を設ける)にするという方法もあります。
201700630_s_t_1.png
上記2点に気を付けて、空き巣に狙われない家づくりをしていけたら良いですね。

TAG:
無垢スタイルの公式SNSで最新情報をチェック!

ARCHIVE