地震に強い住宅の作り方

2017.06.22 Thu

こんにちは!
無垢スタイル コンサルティング部新築部門の谷口です。
東日本大震災から今年で6年が経過しました。
それ以来、世の中の地震に対する意識が今までと大きく変わりました。
家づくりをご検討されてる皆さまは、
「耐震」「制震」「免震」という言葉をよく耳にすると思います。
では、この3つは一体何が違うのでしょうか。

耐震

壁や柱を強くすることで、揺れに“耐える”構造を指します。
具体的な方法としては、柱と柱の間に「筋交い」と呼ばれる斜め材を入れたり、柱と土台を金物で固定させる等です。
一般的な木造住宅の殆どが耐震構造でつくられています。

制震

建物内に「ダンパー」と呼ばれる振動軽減装置を設置し、地震のエネルギーを吸収する構造を指します。
建物に粘りを持たせて振動を“制御する”という考え方です。
一般的な鉄骨造の住宅に多く用いられています。

免震

建物と基礎との間に免震装置があり、地震時に揺れを極力建物に伝えないようにする構造を指します。
地盤から絶縁された状態のため、揺れから“免除する”という考え方です。
主に、高層マンションなどに用いられる構造です。
近年では、リニューアルした東京駅丸の内駅舎に採用され注目を浴びました。
無垢スタイルでは、上記3種類のうち【耐震構造】を採用しています。
具体的な工法としては、
× 筋交い × 構造用合板 を併用して使用することにより、
通常の在来工法よりも2倍強い構造になっています。
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他にも、柱や梁の緊結方法や基礎の構造上において、
一般的な基準よりも高い剛性がでるように設計されています。
また、+αとして【制震システム】を取り入れることも可能となっております。
モデルハウスに模型がございますので、詳しくはそちらにて是非一度ご覧ください。
▼高級感あふれるシックで落ち着いた『無垢ヴィスタコルシェソル展示場』
https://ssl.muku.co.jp/modelhouse_corciesole/

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